若い頃には何も感じなかったことで、あらためて大人になってから気付かされるようなこと、ありませんか。
特に日本の伝統文化に関しては、そんなことが多いように感じます。
小さい頃は誰もが教室に通っていた書道だったり、祖母が教えていた花道だったり。
ここだけの話、書道を習っていましたが、現時点で字が上手くなった感覚はありません、恥ずかしながら…。
ただ、あらためて、今になってその意味を考えてみることがあります。
書道とは、本当に字が上手にかけるようになるための教室だったのかと。
茶道もその中の一つではないでしょうか。
畳という見慣れた景色にも関わらず、なぜかとても堅苦しく、ハードルの高いイメージを持っていました。
お茶を立てる、ということに様々な所作が加わり、どこか緊張感のある雰囲気。
自分自身が茶道を習ったことはなかったのですが、少し触れる機会を頂いたことがあり、とても勉強になりました。
「もてなしの精神」や「我慢する心」といった多くの意味を持ち、総じて自らの「精神統一」を目的としているように感じました。
大切なのは、本質に気付くこと。
昨今は日本の伝統が衰退傾向にある中で、海外の方のほうが日本の文化に興味を持たれることが多くなっています。
当たり前に見えていることで、気付かなくなっていることが意外と多いのかもしれません。
なんだか少し残念だな、と感じることもありますよね。
つまり、伝統とモダンの融合です。
ブランドコンセプトである「感度=SENSITIVITY」と日本の繊細さを用いたデザイン。
まさに、この畳の空間にマッチします。
どちらかといえば、モダンなデザインであり、現代的な機能を持っている thermo mug。
しかし、見るべき角度を少し変化させるだけで、伝統的なイメージにも遜色なく馴染むことが出来ます。
現代はハイブリッドな時代。
伝統もトレンドも、どちらも大切な要素です。
お互いが、お互いを認め合い、新しい何かを生み出していく。
thermo mug は日本で誕生したブランドらしく、これからも新たなデザインを生み出していきます。
こんな雰囲気に合わないのではないか、と思うのではなく、様々なシチュエーションで活用出来ることがきっとあるはずです。
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